好間四小にて水防災学習支援を実施

 11月5日(水)、好間第四小学校にて第4回環境教育―水防災学習を実施しました。5~6年生 10名に対し、当NPOから10名、夏井川流域の会から1名の計11名が学習を担当しました。内容は、流域と分水界、森の保水力実験、川の流れ実験、洪水時のソフト対応の4項目でした。今回は、従来の模型を使った体験学習に加えて、今年3月作成の「流域と水防災ワークシート」を活用して学びを深めることを目標にしました。
 始めに、夏井川流域のジオラマを使って分水界と流域について、説明を行い、資料を用いて、自ら考えながら体験的に学べるよう工夫しました。子ども達は、理解したことを自分の言葉で説明できるようになりました。次に、森の保水力について、川の模型を使って降水量を測る実験を行ってもらいました。データを取り、その結果から、森の保水力と洪水を防ぐ森のはたらきを理解する難しい内容でしたが、協力して実験を進められました。川の流れ実験では、雨の強弱や川の蛇行を変えると、浸食される場所や土砂崩れが起こる様子が違ってくることを模型で体験してもらいました。この実験を通して、堤防があると侵食や土砂崩れを防ぐことができるという、堤防の重要性にも気づいてくれたようです。最後に、洪水時のソフト対応について、危険を避け、命を守るために日頃よりハザードマップや避難場所について家族で話し合いをしておくことの必要性を話しました。説明を受けた子ども達は、避難するときに持っていくものをグループで相談しながら自分の考えをまとめ、発表することができました。避難するときの服装や防災グッズの紹介を聞いて、危険に合わないためにはどうしたら良いのか、小学生の時から防災を自分のこととして考えることが、災害時の自助、共助につながることも学んでもらいました。
 今回作成したワークシートは、事前の予習、今回の学習内容、今回の学習を踏まえた事後への発展という流れになっています。体験・実験したことを、ぜひ家族との話題にあげて、家族の意見も参考に、学習後、自分の考えをまとめて、もしもの時に全員が安全に行動できるようになって欲しいと思います。最近は、地球温暖化の影響なのか、洪水等の災害が世界中で起きおり、その度に、大きな被害が出ています。そのような中、自分の住んでいる流域について、上流から下流まで、良いところ、危険なところを知ることができる好間四小の1年を通し4回にわたる川の学習は、命を守る行動につながる大切な体験だと思います。(投稿:M.Y.さん)

2025年11月06日