河川の維持管理

 河川の維持管理の基本は治水、利水、環境のはず。
 最近の異常気象は、短時間に記録的な大雨が降ったり、雨や雪が欲しい季節に降らなかったりと、治水や利水のための河川の維持管理面で大変な苦労が伴うようになってきている。ともすれば、人のくらしの安全安心の名のもとに以前のような治水、利水を中心とした河川管理に戻ってしまいがちになる。
 しかしながら、環境や生態系、景観を取り残してはいけない。堤外地の植生がすっかりなくなってしまった河川や驚異的な外来植物が拡大しつつある現状を見るにつけ、そのような気持ちになる。環境への回帰は、人を中心に環境をとらえてきたくらしへの反省から起こったはずなのに。回帰原点に立ち返る必要があるかもしれない。

2025年09月30日