R7夏休み理科自由研究支援講座開催報告

 7月12日(土)に、生活協同組合パルシステム福島「みんなの交流館」において、パルシステム福島環境員会との共催で「理科実験教室」を開催しました。当日は6家族、小学1年~6年の8名合わせて14名が参加し、パルシステム福島環境委員6名と当NPOの8名が対応しました。
 例年この時期に開催しているもので、今回は「太陽熱の利用」をテーマに、「ミニソーラークッカー」の製作やソーラークッキングの実演を行いました。製作した「ソーラークッカー」は当会が考案したもので、牛乳パックやアルミテープ、空き缶など身近な材料でつくることができるものです。製作と並行して同型のソーラークッカーによる実験も行いました。アルミテープとプラスチックの保温カバーの有無で3種類の比較を行いましたが、事前に行った実験(後掲)では①の常温の水が90℃近くまで上昇することも確認されています。(グラフの階段状の部分は実験途中で薄雲が出たため)

 しかし、当日は生憎の曇天で50℃程度の上昇にとどまり、市販のソーラークッカーでの調理も完成とはいきませんでした。その後の猛暑を振り返ると、しのぎやすい日ではありましたが残念な結果となりました。まとめの「ソーラークッキング」を可能にする「太陽の光が熱に変わる」原理や「温度と熱の違い」などの説明には、特に高学年生や保護者が熱心に耳を傾けていました。
 また、メインテーマである「太陽熱の利用」終了後は、こちらも恒例の「理科自由研究の進め方」について説明を行いました。「野菜は水に浮くか?沈むか?」を実際に試しながら、結果の考え方やまとめ方の説明を行いました。こちらには低学年生も興味深そうに参加していました。自分たちが食べている野菜を、水に浮かべてみると質量に関係なく、浮いたり沈んだりします。そのなぜを追求すると、比重という概念を知るきっかけになると思います。また、別の視点で結果を分析すると、根菜類は水に沈み、それ以外の野菜は水に浮きます。この理由を考察するのも面白いと思います。この実験を通して、日常生活にある「なぜ?不思議?」といった疑問から、研究材料をみつけられること、自分なりの予想を立てること、方法をじっくりと調べることなど、自由研究のポイントを理解してもらえたようです。
 本講座は、参加者が夏休みに「理科自由研究」に取り組んでくれることを目的にしていますが、ほとんどの児童からは「やってみたい!」との感想をもらいました。「やらない」と回答した一人も「3年生になったらやってみる」との決意表明があり、講座開催の目的は達成されたものと感じています。

 

 

2025年08月20日