磐崎小せせらぎスクール支援
令和7年9月10日、磐崎小5年生75名参加のせせらぎスクールの支援に、NPOスタッフ総勢8名で参加しました。3クラスのそれぞれ半分ずつから成るA班、B班を構成して、水生生物調査と水質測定を交代で行いました。
水生生物調査では、各班80分ずつ学校前の藤原川で、生物調査を実施しました。水温は25℃と高めでしたが、曇りのため暑すぎず野外活動には最適な条件でした。
生物調査開始前に調査地点の川幅、水深、流速を確認すると、川幅は6.5m、水深は2m間隔で平均10~20cm、流速は速い所で80m/秒、遅い所で40~50m/秒でした。その後、生物採集のやり方の説明を聞いた後、いよいよ川に入って生物採集を開始しました。子どもたちは、生物採集が大好きなので、服がびしょ濡れになっても気にせず探していました。「先生、タイコウチとったよー」、「エビいたー」という歓声が聞こえ、40分程度でバケツの中は、たくさんの生物で一杯になりました。採集を終えた後、自分たちで、採集した生物を同じ種類ごとに分けたところ、A,B班とも採集した生物は20種類にのぼりました。指標生物は少なかったですが、ヘビトンボ、ヒラタドロムシ、コオニヤンマなどを見つけることができ、指標生物による水質判定はⅡ(少しきれいな水)となり、化学的な測定結果(COD5)とも合致していました。調査後は、すべての生物を子ども達の手で川に返しました。これは、環境への影響を最小限にするための大切な行動です。子ども達が、生態系の一部として川の役割を理解するために今回のような体験は大切で、臆することなく川に入り、積極的に活動する子ども達を見ていると、環境を保全する大人に成長してくれそうで、将来が楽しみでした。
一方、水質測定は、校内理科室で体験してもらいました。水質の測定項目は、主要な指標であるCOD(化学的酸素要求量)、におい、透視度、導電率の4項目で、朝採水した藤原川の上流(関下橋)、中流(学校前)、下流(島橋)の3地点の河川水を用いて行いました。前半、後半のグループともに、3組に分かれて、COD(化学的酸素要求量)は、1組は上流、2組は中流、3組は下流を測定し、においは、全員で3地点の河川水を比較測定し、透視度、導電率の測定は、各組分担して3地点の河川水を測定してもらいました。測定後、各組に得られた結果を記録表にまとめ、全員がレーダーチャートを作り、可視化しました。その結果、上流から下流に向かって川の水が汚れていく傾向が確認されました。その要因として、周辺住宅の数との関連性に気づいてもらい、生活排水が川の汚染の一因となっていることを理解してもらいました。また、川の水を汚さないために自分たちができることについて話し合い、水質測定を終了しました。


